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Würzburg 21???
ドイツにお住まいの方々や、ドイツに興味があって、ドイツのニュースをご覧になっている方々は、Stuttgart中央駅再開発問題について、ご存知かと思います。


何でも、住民の過激な抗議行動に対して、警察がペッパースプレーや放水泡を使い、けが人が出たことで、政治問題にまで発展していますね。
何でも、そのうちの一人は、放水砲のために片目が失明してしまったのだとか。
Zeit onlineの記事←クリックしてください)


そこまで過激でもなく、そこまで大規模でもありませんが、我らが田舎村でも、必死の抵抗をしているグループがあります。
以前にも、テレビに出るかも・・・と、このブログで書いたような気がしますが、またまたテレビのライブ中継があったのですよ!!

以前のテレビ中継以後、当然ながら、何も変わるわけではなく、事態は硬直。
いやいや、自治体は水面下で着々と準備を進め、今月末からは、170本の街路樹を撤去する作業が行われるのだとか・・・。

それを耳にした住民たち、再び立ち上がりました。



このサイトの上から6番目の

Protest gegen Baumfäll-Aktion

をクリックしていただきたいと思います。

独逸語だけで申し訳ないのですが、これ、そっくりそのまま地方局 Bayerisches Fernsehenの、これまたフランケン地方のための報道番組 Frankenschau Aktuell で流れたのです。


要するにですね、市の代表は、「170本の街路樹を全て撤去して、新しい木を植えて、道路と歩道・自転車道の舗装を全て新しくする必要があるのだ」を主張。
しかし、住民代表は、「撤去する必要があるのは、170本のうちの40本程度に過ぎないという報告書が出ている。」という主張をしているわけです。

道路の景観が変わる場合、沿線住民に工事費を負担させることができるというのは、旧西ドイツ側の各州ではあたりまえになっているようです。それも、この場合は全工事費の3分の2ですが、貧乏自治体だと90%くらいまでを住民が負担するケースもあるようです。負担額は、所有する土地の面積あたりOOユーロという形で計算。

山の上にある大学に隣接した地区(そして、近い将来、町の中心部にあった大学施設、専門大学群がここに移転してくる)ということが関連しているのか、この地区、ここ3年の間に、同様の手法で多くの住民が道路工事費を取り立てられているのです。
中には、「工事費が払えなければ、家を売るしかないでしょ」という非常な態度を取る市議もいたとかで、インタビューの中でおばあちゃんが、そのことについて苦情を言っています。


実は、Stuttgartにおいても(州知事だったと思いますが)、この田舎村においても、「市民は、我々を選んだのだ。あなた方に選ばれた我々が決めたことなのだから、あなたたちが決めたのも同然」という趣旨のコメントをしたと思います。

私自身は選ぶ権利を与えられていない、EU圏外の国籍保有者ですので、ちょっとムッとする発言なのですが、住民に選ばれたからには、選んでくれた人々の思いを踏みにじらないような政治・行政をして欲しいものですね。

法律の専門家などは、こういうときに「OOO法△条」などと法律上の理解しかしませんが、人間の頭ってもんは、法文だけで成り立っているわけじゃあ御座いませんので、理論で理解できても、それだけじゃ納得できないってもんです。それに、悪法ってのは、改正すべきでしょ??


ところで、こういう問題に直面すると、「地方行政の参政権くらい、与えて欲しいなあ」と、外国人でも思います。

日本の外国人参政権に関して、いろいろな意見があります。
やはり大盤振る舞いせずに、慎重に審議すべき問題であることに変わりはないのです。

でも、小額ながらも税金を払い、その国の社会システムを担っている人間が、意思表示する場を与えられないまま、「おまえんちの目の前にある道路の工事費を貯金から出せ」と言われのは、何となく理不尽だなと感じてしまいます。
(私は、単純な思考回路の人間ですので、自分が直面すると、「ちょっと待てよ」と思ってしまうわけです。)


ドイツ国籍を取得してしまえば、私が当たり前だと思っていた「日本人」としての権利は失われるわけで、当たり前といえば当たり前だけど、今の自分に、そこまでして独逸人になりたいという意思はありません。(えっと、確か、まだ国籍取得できないんです。あと数ヶ月待てばいいはずなんですが・・・。)


そんなわけで、我々のモットー

Stuttgart 21 = Würzburg 21 ???

Nein, danke!!!


でございます。
生き延びられると、調査書で報告されたはずの130本ほどの木々のため、そして沿線住民のためにも、がんばります。

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げろんと的 独逸時事  | 15:50:34 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
沿線住民に工事費を負担させることができる、という法令(というのでしょうか)があるんですか。でも、負担できないなら家を売れなんてどういうこと!?と思います。必要のない工事は断固阻止ですね!日本でも、ちょっと違うかもしれませんが、予算(私達の税金)が余りそうだからと年度末にむやみに道路を掘り起こすとかありますね・・・
げろんとさんも頑張って阻止して下さいv-91
2010-10-16 土 06:24:35 | URL | withflute [編集]
withfluteさんへ
> 沿線住民に工事費を負担させることができる、という法令(というのでしょうか)があるんですか。
************
そうなんです。そんな残酷な法律が大体、旧西独逸では、どの州にも存在しているのです。

>必要のない工事は断固阻止ですね!
************
市の園芸局の言い訳やレポーターの話を聞くとわかるのですが、木の根っこがアスファルトを突き破っている状態で、不注意な人が自転車運転中に転倒して、大怪我をしたのです。で、市の管理不行き届きを理由に、賠償請求の訴訟を起こしましてね・・・。そんなわけで、市はアスファルトを補修する義務があるのです。
問題は、道路全体の見取り図を変更して、景観が変わるような大工事の場合、沿線住民に費用の3分の2を負担させるという条例がヴュルツブルクには存在しまして・・・。当然ながら、破綻寸前の市ですから、工事費を住民に負担させる努力は怠らないわけです。

> げろんとさんも頑張って阻止して下さいv-91
***************
ありがとうございます!!
ダメだろうな~と思いつつも、出来る限りは頑張ります。
2010-10-16 土 20:24:08 | URL | げろんと [編集]
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