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エジプトの政情不安
本当は、3年近く前のドバイ旅行について、写真を掘り起こして書こうかと思っていたのですが、まずはタイムリーな話題から。


チュニジアの政変を発端に、北アフリカ諸国や中東で、独裁者の圧政や貧困に不満を持つ民衆がデモ・暴動を起こしていますね。
実は、3週間後に出発予定で、げろんととろん夫、ナイル川クルーズ&紅海バカンスを予定しておりました。


年末から抱えている体調不安のため、結局、1月半ばにキャンセルしてしまったので、特に高額なキャンセル料を取られることもなく、キャンセルできました。

10%のキャンセル料も、Reiserücktrittsversicherung(ライゼ・リュックトリッツフェアジッヒャルング。舌をかみそうな名前ですが、予約していた旅行を病気や事故、職業・学業上の理由でキャンセルしなくてはならないばあい、キャンセル料の一部・あるいは全額が戻ってくる保険)に請求を出していますが、万が一、書類不十分で却下されても、痛くない程度。いや、ホントは痛いですけど・・・。


同じ時期に、滞在地こそ違えど、同じくエジプト紅海沿い(シナイ半島の先っぽ)でバカンス予定だった、げろんと医院の受付嬢その2は、この政情不安のせいで、痛い出費を強いられる可能性があるのです。


独逸の外務省Auswärtiges Amtは、エジプト渡航について、今のところ「注意喚起」Warnungしか出しておりません。カイロなどの大都市では、独逸国民を国外へ脱出させるためのルフトハンザ機による、独逸国民移送が始まりました。
しかし、「紅海沿いのリゾートは切迫した危険は認められない」として、渡航禁止を出していないのです。
渡航禁止を言い渡した場合、旅行会社は、予約している顧客に返金しなければならないそうですが・・・。
大手の旅行会社TUIや、Thomas Cookなどでは、既に自主的に、無料で予約(つまり行き先)変更の手続きを取っているそうですが、小さめの旅行会社(というか旅行主催者?)やエジプトだけを専門にしている旅行会社だと、なかなかこのようにはいきません。
こういう場合、事態が収まるのを待つか、渡航禁止に切り替わるのを待つか、あるいは、出費を覚悟でキャンセルするかのどれかです。いや、そのまま旅行を強行しちゃってもいいのですが・・・。

うちの受付嬢その2、初めての海外、それも、初めての飛行機。
不安になるのは、当然です。
彼女は、結局、キャンセルしちゃったのですが、キャンセル料は旅行代金の25%。
政情不安というのは、上記のキャンセル料が戻ってくる保険の対象外のはずなので、自己負担となってしまうのです。
エジプトは、基本的には、安く行けるバカンス(だから、げろんと家も2年連続で行く予定だったのです)ですから、旅行代金の25%といっても、目が飛び出るほど高額ではありません。
でも、彼女の稼ぎを知っている我々からすれば、とても痛い出費になるのは、一目瞭然。


観光業界や、旅行保険業界にとっても、痛い話。
ましてや、現地で観光業で身を立てている人々にとっては、死活問題。
(あの国に、保障制度があるわけないでしょうから・・・)


ここまで事態が悪化したのは、汚職で私腹を肥やし続けた大統領とその一族、そして取り巻きたちのみならず、それを中東政策の有効な手段として黙認・利用してきた、欧米諸国の責任でもあります。

昨日の報道(ARD・Tagesthemen am 31.01.2011)では、西側から危惧されていたほど、イスラム同胞団の現地での支持率は高くないとの話。
それでも、この勢力が新政権に関わってくるようなら、情勢は複雑になってくるでしょうし、イスラエルとエジプト間の中東和平にも影響が出てきます。
ただでさえ迫害されているコプト教徒たちの生活は、ますます脅かされるでしょう。

ムバラク大統領がこのままでいられるわけはないと思いますが、エジプト情勢は、今後も注目です。


エジプト情勢に思いをめぐらすのは、人道的とか、そんな目的もあるんですが、何よりも・・・。


ほら・・・・。


うちの来年2月のバカンス先、「時期的にも予算的にも、日本がダメなら、絶対にエジプトだろうな」と信じて疑わなかったものですから。


我が家の年間予定というのは、「どこに休暇に行くか」(つまり、いつがベストシーズンかが問われます)を考えた上で、近所の同業者たちと話し合って、決定されます。ちなみに、メインの旅行先の選択はすでに、前年の6月ごろから夫婦の間で話し合われます。もう一回は、低予算でビーチバカンスというお約束になっていまして。

新年早々、2011年の休暇計画、狂いに狂っていますので、「せめて2012年は計画通りに・・・」というのが、ろん夫の希望のようです。
げろんとも、できれば太陽が燦々と輝く紅海沿いで、ゴロゴロ三食昼寝つきの日々を過ごしたかったというのが、本音なんだけど・・・。



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世界のいろいろ | 13:09:54 | トラックバック(0) | コメント(6)
コメント
そちら方面は
エジプト、紅海、、、その辺りや東南アジア、トルコなど全く行く気が無いのです~~。そうですね、お金があれば日本に行きたいですね。 ただ1週間ぐらいだと、考えますね、どこに行こうか!? エジプト、この先どうなりますか??
2011-02-02 水 00:04:10 | URL | アルペン55 [編集]
アルペンさんへ
うちは、夫婦揃って、歴史と暖かい場所が大好きですし、私が考古学に憧れていた時期があった関係で、古代遺跡とか見てみたいという好奇心が沸いちゃうのです。
最近は、気取って、正論ばかりを唱えている欧州知識人よりも、本音で生き抜くために勝負する人たちの行動力と心意気に心動かされるようになりました。でも、こればっかりは、「好き嫌い」の問題もありますよね。

エジプト、政情不安が起こっているアラブ系の国々の中では、もっとも組織力がありそうな気がするのですが、まだまだ先が読めそうにないですよね。
2011-02-02 水 13:31:12 | URL | げろんと [編集]
そうそう
私、2ヶ月前にあの動乱のカイロタハリール広場を闊歩しておりました
わよ~。
日々悪化していく情勢をテレビで見るとなんだか変な感じです。
観光地でわさわさ寄って来て”タクシーはどうだ””みやげ物はどうだ”
”どこのホテルの泊まってるんだ””名前なんていうんだ”などと
のんきな事を言ってきてた人たちが・・・。
中東の事情は日本人には理解しがたいですが、
あの陽気でたくましくていい加減な人たちがあれだけ燃え上がっている
のですからよほどのフラストレーションだったんでしょうね。
でも状況で言えば日本もデモ起こしてもおかしくない政治状況
なんですがね・・・(マジで)
2011-02-02 水 16:38:34 | URL | beagleone [編集]
色々心配
げろんとさん、おひさしぶりです。

エジプトの暴動は日本でも連日報道されています。
日に日に悪化してるようで、いつどのように終息するのかまだ分からない状況ですね。政府扇動のデモ隊とかなんだかややこしくなっているようですし。
日本企業やODAがアフリカ進出の足がかりとしている国ですから経済面でも気になります。
個人的に一番気になるのは既に破壊、盗難がありましたが、遺跡や美術品の破壊がひどくならないことです。


早く治安がよくなるといいなと思う反面、このデモが国民が本当に改革したくて起こしたものならばとことん・・・とも思ってしまいますが、とことん突き詰めたら私みたいに平和ボケした人間の想像を超えた混乱となってしまうのでしょうからやっぱり早く解決するのが一番です。

2011-02-03 木 14:53:07 | URL | natsu [編集]
beagleoneさんへ
実際に、この騒ぎが起こる直前に、現地に行かれたから、余計に違和感があるというか、変な気がしますよね。

独逸にいると、エジプト=リゾート地というイメージが強いのですが、数ヶ月前だったかな、ムバラクの圧政について、偶然テレビの報道番組で見たばかりだったのです。

観光業に携わる人って、国の中でも特殊なんじゃないかと思います。
そこそこ、金回りも良いし、逆に政情不安が起こるのを嫌がる傾向にあるんですよね。



> 中東の事情は日本人には理解しがたいですが、
> あの陽気でたくましくていい加減な人たちがあれだけ燃え上がっている
> のですからよほどのフラストレーションだったんでしょうね。
**********
アラブ人ではありませんが、トルコ系の患者さんを観察していると、同じなんですね。
すごく熱しやすいのです。
今後の展開がどうなるのか、気になりますね。

> でも状況で言えば日本もデモ起こしてもおかしくない政治状況
> なんですがね・・・(マジで)
********
独逸も同じです。
日本人も独逸じんも、平和ボケしてるんでしょうね。
2011-02-03 木 16:10:41 | URL | げろんと [編集]
natsuさんへ
> げろんとさん、おひさしぶりです。
*******
natsuさん、お久しぶりです。お元気ですか?

エジプト、毎日、夜のニュースで動向を追っているのですが、ころころと状況が変化するので、先が見えなくなってしまいましたね。


> 日本企業やODAがアフリカ進出の足がかりとしている国ですから経済面でも気になります。
**********
先進国って、いい加減なもんで、エジプトがダメなら、他に進出とか、すぐに対策を見つけるんじゃないかと思います。でも、日本は、モタモタしていて、そういう波に乗り遅れちゃいそうですね。

> 個人的に一番気になるのは既に破壊、盗難がありましたが、遺跡や美術品の破壊がひどくならないことです。
*********
本当に、重要な発掘品など、がんばって守って欲しいですね。
まあ、遺跡は別として、結構、欧州に発掘品は保存(というか二束三文で騙し取った?)されているようですが・・・。

> 早く治安がよくなるといいなと思う反面、このデモが国民が本当に改革したくて起こしたものならばとことん・・・とも思ってしまいますが、とことん突き詰めたら私みたいに平和ボケした人間の想像を超えた混乱となってしまうのでしょうからやっぱり早く解決するのが一番です。
*********
この地区の方々、結構、血の気の多い性分の人が多いですから心配なんですよね。
各自が冷静に判断して行動して、自分たちの目的を達成するようにしてほしいと思います。
面白いことに、エジプト人識者たちは、独逸のテレビのインタビューで、結構、楽観的なコメントを残しているんですね。こういう姿を見ると、「この国の未来って、独逸や日本よりも明るいのかも」と、内心うれしくなります。
ドイツも日本も、識者やメディアは、将来を憂うコメントしかしませんもの。
エジプトよりも、よっぽど幸せな現状があるのに・・・。
2011-02-03 木 16:18:45 | URL | げろんと [編集]
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