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外国人はやりたい放題??
たまたま某病院の某病棟で耳に入れてしまったお話。

ドラキュラのお国から、チョコレート王国に出稼ぎ目的で移住した家族がありました。
夫は工場動労者として働き、妻はトマト栽培業者で季節労働者として働き、可愛い娘と一緒に暮らしておりました。
ある年のクリスマス休暇、一家揃って、故郷でクリスマスを祝うために、車でチョコレート王国を出発。
ところが、途中で、妻が急病になり、土曜日の夜中、車を停めて救急車に連絡、病院に運び込まれて、緊急手術、そして入院と相成りましたとさ。


妻は、言葉が通じない不安と術後の傷の痛みで、起き上がる気力もなく、おまけに持病の頭痛まで併発。
痛みが強くて、効き目の弱い鎮痛剤では抑えきれないのに、それを伝える術もなく、苦しみ続けました。

翌日の午後、病棟の会計事務を担当する女性が殴り込みをかけまして、言葉が通じない妻に「保険証とパスポートを出せ」とまくし立てます。妻は、オペ用の割烹着のような衣服と血栓予防ストッキング以外は、何も身に着けておらず、着替えも洗面道具もないのです。

妻は、夫から渡された携帯電話で、家族に緊急の宿を提供してくれた同郷の友人に電話。

その翌日(月曜日)の午後、事務手続きと妻の見舞いに現れた夫(と娘)、怒り狂いながら妻の病室に。
どうやら、チョコレート王国で加入している保険では、こちらの病院の支払いが不可能だといわれたそうです。
それで、地元最大の公的保険に連絡を取って、支払いの交渉をすることになったのだとか。
すでに4時過ぎ。公的保険の電話は繋がりません。

そうこうしていると、病棟を管理する医師Oberarztの1人が現れ、診察。
看護婦さんに、「尿のカテーテルは今からすぐに抜き、明日にはドレナージを外し、そのまま退院する」のだと告げました。


退院することになった日、夫と娘が迎えに来て、ドレナージが外されたと思ったら、今度は、病院のソーシャルワーカーがドラキュラ国の言葉を話す看護婦を連れて登場。
なんと、この女性、現在は無職のため、トマト栽培会社で就業期間中だけ入れてもらえる健康保険には入っていない状態。
入院したときの話では、急に病気になったとのことだけど、「体調が悪いため、トマト栽培会社で働くことが出来ない」と、夫は主張。
(どっちにしても、無保険ということに変わりなし)

もともと財産らしきものもない(と主張する)家族には、この病院の入院費を支払うお金がないということで、入院費は、独逸の役所の社会福祉部と在住中のチョコレート王国の社会福祉関連局とのやりとりで、恐らく「チョコレート王国か独逸の税金」から支払われることになるでしょう・・・ということに。

夫の話だと、すでにチョコレート王国の国籍を取得しているっていうんだけど、ドラキュラ国にしても、EUの一員。きっとEU各国内の社会保障協定みたいなものが存在して、だからこそ成り立つ話でしょうね。

さて、この家族、「入院費を払わなくても良い」ことになり、ドレナージを抜かれたばかりで、まだヨロヨロしている妻を連れて、軽やかな足取りで病棟を去り、故郷へ向けて車を走らせたそうです。
途中、シュワちゃんの故郷やらパプリカ国を走り抜け、ドラキュラ国に入ってから、さらに500キロの道のり。かなり無謀だとは思うけど・・・。

どうやら故郷ドラキュラ国の医療は、医者への賄賂なしには、まともに治療をしてもらえないのが当たり前という状態。(妻・談)
パプリカ国の医療情勢は知りませんが、万が一急変するなら、シュワちゃんの故郷あたりで急変したほうが、身のためかもしれないと思ったげろんとでした。


そうは言っても、備えあれば憂いなし。
外国に行くときには、やっぱりちゃんと旅行健康保険が必要だなと再認識しました。
ふと考えると、この国(というかEU??)の制度って、「病気になって医療制度を利用したもん勝ち」だわ。
レストランなら自分で御代を払うけれど、病院の入院費は社会保障費(つまり税金)で支払われるのが当然って感覚でしょうか。
こりゃ、医療保険情勢、悪化するのは当たり前ですねぇ。

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独逸医療制度 | 11:51:58 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
策士ですね
この外人、自分で病院に向かわずに救急車を呼んでる所に周到な準備が感じられますね。 誰か入れ知恵されてたのでしょう、彼らは皆、良く知ってます、システムを。(笑) 緊急の場合は、お医者さんに助ける義務が生じますものね、、。
2010-12-24 金 13:58:33 | URL | アルペン55 [編集]
アルペンさんへ
ドラキュラ国出身者、やっぱりあの独裁政権下で生き残ってきた人たちですから、侮れません。
この話を聞いてから、少しネットでチョコレート王国の保険制度について調べてみたら、複雑なんです。

彼らは、いわゆる「Basis Versicherung」のようなものしか支払っていなかった可能性があり、そうすると病院での入院費が保険でカバーされないんじゃないかと思うのです。
どちらにしても、何だか、腑に落ちない話ではありました。
2010-12-27 月 08:14:58 | URL | げろんと [編集]
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